Kagawa/Tokushima/Kochi/Ehime

高松空港は少し雨。機内アナウンスから雨に濡れた紫陽花が綺麗です、と。

今回はレンタカーを借りて四国をめぐる旅。2泊3日の予定なので移動時間も長め。娘が飽きない準備もバッチリ。

けれど今日の雨は気になる。まだ小雨だけれど予報には大雨注意報が出ている。移動は車だから問題ないけれど、観光で外に出る時は雨が降らなければいいんだけれど。

高松空港近くでレンタカーを借りて、まずは香川から高知へ。軽快に走り出したはずがETCカードを忘れた事に気付いた。旅をして分かったのだけれど、四国はグルッと一周回れるというより、十字型に移動するイメージ。有料道路を使う頻度も多くてETCが必須だった。幸先悪いスタートが2つ続いてちょっと不安。

とはいえ、高知には家族で行きたかった場所があるから進む、進む。

目的地に向けて、2-3時間の移動になるので途中でランチを、ひろめ市場

。。。2度あることは3度ある?残念ながらリニューアルのための臨時休業。同じような方が十数名。旅にトラブルはつきもの。

でも、これはこれで良いと気持ちを切り替えて明神丸さんへ。高知はやはり鰹。

鰹のタタキをぽん酢と塩でいただく。私は塩が好み。一緒にいただくのは日本酒、酔鯨。妻が気を遣ってくれて、ここからは運転を交代、ゆったりと。

さて、食事の後は、家族満場一致で訪れたかった場所、モネの庭マルモッタンへ。

庭園は花の庭、水の庭、ボルディゲラの庭と3つのエリアに分かれていて、どこを切り取っても絵画のように美しく手入れされている。雨が降ったのもあってか、ヌマガエルやアカハライモリなどの生き物も顔を出していて娘は興味津々といった様子。

そして、アナウンスの通り紫陽花が綺麗。

さて、そろそろ夕暮れ。高知から徳島へ。日本三大秘湯の一つにむかう。雨に濡れて、今日の宿は祖谷美人

全室お部屋に露天風呂があり、家族でゆっくりと過ごすことができる。檜風呂や陶器のお風呂があるらしく、私たちは陶器のお風呂。

夕食には、素晴らしい料理を。祖谷の“でこまわし”という郷土料理やアマゴの塩焼き、アマゴのお造りまで。囲炉裏で出される料理は普段お目にかかれないようなものばかりで面白い。

地元のお酒もいただき、気持ちの良いまま就寝。

翌朝、浴衣の君も素敵。

宿の名物、狸の小便小僧。数キロ先には有名な小便小僧もある。

朝はかずら橋を巡って。

ここからまた大移動。四万十川にかかる沈下橋を眺めに。3時間ほど走っただろうか、四万十川の周辺まで来ると、川沿いの風が気持ち良い。

四万十川は独特の色彩。心象風景が写真に宿るかどうかはわからないけれど、これは現地を訪れた人の特権かもしれない。川に続くの旧道も素晴らしく車で走り抜ける間、窓を全開にして楽しんだ。

沈下橋をみた後は、愛媛県へ。

途中、広島湾の島々か。生まれ育った場所は広がる日本海というのが当たり前だったから、こんな風に島々が見える景色は珍しく感動すら感じる。

愛媛県は道後温泉、賑わっている。まさに観光地といった感じで、うとうとしていた娘も元気を取り戻した。

今日はここで一泊。温泉街を楽しんで。

さて、愛媛県といえば蜜柑。

蛇口から蜜柑ジュースやってみたかったんです。娘も興味津々。

蜜柑の種類も豊富で、ジュースの種類も豊富。10FACTORY でジュースをいただく。3つの品種のジュースを飲み比べるとわかるもので、私はスッキリした“不知火”が、妻は 甘めの“せとか”がお気に入り。

朝の道後温泉散策はこのくらいにして今日は香川県でうどん。

父母ヶ浜近くの、青天井さんへ。生醤油をかけて食べるスタイルのようで、角張った麺はモチモチとして喉越しが良い。薬味の鬼おろしにレモンが味変になっていて二度美味しい。使ったミニ醤油ボトルは持ち帰りできるのも面白い。

食事の後はコーヒーということで、豆豆豆(ズズズ)さんへ。2023/4にオープンされたばかりだそうで、海も眺められらる良いロケーションのコーヒースタンド。アイスアメリカーノをいただきながら、「店の前からも父母ヶ浜へ降りられますよ」とのお話でさっそく海へ。

今日は少し曇り気味だけれど、海と空が繋がって面白い景色。

カニやヤドカリを触ってみたり、綺麗な貝を探しながら。

そして最後に、金刀比羅宮へ。785段の石畳続きの階段は娘にも(大人にも)大変だから、早々に諦めてアイスクリーム。

序盤のトラブルはなんのその、今回もとても楽しめた旅になりました。

2023-06 17/47

Ahh

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